mossiaegatta's blog

面白いを旗印に、東へ西へ

アートペッパー渾身のタンパ盤 ”Art Pepper Qurtet" に まつわる、よろず。

高校の時分に、その頃の流行歌(寺尾聰YMO松田聖子など)をラジオでチェックしながら、貸しレコード もしくは 友人 及び ご兄弟のレコードから カセットにダビングして、関わった音楽を聴いているだけの日常だったところから、ある日 突然 中学の同級生から ジャズ喫茶なる 妙に斜に構えた大人の世界に引きずりこまれてから、ほぼ四半世紀。

音楽のジャンルは広がれど、聴き方の へそ曲がり具合は 多分に その頃に形成されたものと思われ、いまに至っているわけですが、ありがたいことに 聴き手としては 幸せな道のりを歩んでこれたのも、その頃の へそ曲がりが幸いしているものと 思い込んでいる訳です。

で。

当然のように、ジャズの名盤なる切り口で出逢う いい演奏があります。

これは、その あまたある 名盤の うちの 特にグッとくる演奏です。

open.spotify.com

ああ。知ってる知ってる。アートペッパーの『ベサメムーチョ』入ってるやつでしょ。

なんて、訳知り顔の いろいろ めんどくさい 自称ジャズファンの おじさまが おっしゃる程度の名盤と思ったら、大間違い。( ま。かくいう私も 相当に めんどいオヤジではあるのですが,,, )

 

現在残念ながら絶版中の名著、アートペッペー自伝『ストレートライフ』

www.amazon.co.jp

共著者の未亡人のローリーさんが、亡き夫の復刻への想いから いくつかのプロジェクトが良心的なマスタリングエンジニアとの出逢いもあり。次々と形になっております。

The Art Pepper Quartet — The Art Pepper Quartet | Omnivore Recordings

入手困難だったアート・ペッパー ATLAS盤2タイトルがボーナストラック追加で再登場|2017年2月発売|HMV&BOOKS online

 

 

なんと、Bandcampのページもあって。

artpepper.bandcamp.com

 

半世紀以上たって、アートペッパーの音源をBandcampで購入することになろうとは。

高校生の自分に 当時に戻って こんな幸せを聞かせてやったとしても、「このオヤジ、訳わかんねえこといって やがんな。あぶねー あぶねー,,, 」などと邪険にされる可能性大。

でも、時代は 気軽だけど 真剣な仕事を耳にする機会も 自由になったのでは。

しかも、それらを選べるようにも なった。

復刻されるプロジェクトの多くが、大量の人手と莫大な予算とプロモーションを経ていないと、無いも同然のなか、このプロジェクトは 暖かい 手弁当のノリが 大変に好ましく、静かでも いいから より多くの良質の音楽を求めるリスナーに届けと願わずには いられません。

これだけの良質な復刻は ひとえに ローリーさんの熱意と愛情の賜物です。

可能な限りのテイクを おさめた この音源。

本来であれば、ユニオンさんやタワレコHMVのページで

『タンパ盤 アートペッパーカルテット、世紀のコンプリート!』とでも

しっかり名付け、大々的に宣伝して、当たり前に表立って流通すべしと願います。

ぜひ、ご体感ください。

 

内容に関しては、ブロガーの先人が言葉を尽くして紹介されておられます。

dellton.com

odyssey2.exblog.jp

 

 

blog.goo.ne.jp

 

アート・ペッパー THE ART PEPPER QUARTETのページです:[ジャズCDアナログ専門店「JAZZ SHOPAGATA」]

 

では、よしなに,,,

 

 

気さくな世界的指揮者と、そして,,,

世界的指揮者の山田和樹さん仕切りのコンサートが、山形市山形テルサという音楽ホールであり、行ってきました。

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個人的に同じホールで体感した、山田さん指揮のバーミンガムのオケとの圧倒的な演奏が忘れられず、その山田さん仕切りの小編成は どうなるものかと興味津々でした。

 

さきにブルーのドレスの鈴木舞さん。

maiviolin.com

 

つづいてピアノの萩原麻未さん。

mami-hagiwara.net

 

そして、ほどなく 気さくと分かる 世界的指揮者の山田和樹さん。

www.japanarts.co.jp

 

まずは、クライスラーの『愛の喜び』

つづいて、同じくクライスラーの『愛の悲しみ』と『シンコペーション

 

驚き始めるのは ここからで。

エストロおもむろにプログラムの順を変えて

「じゃあ、パガニーニから先やろうか」

で。このパガニーニが、まず凄かった。

楽器も演奏者も俄然鳴り出したのだ!

テクニックに とどまらぬ、実に豊かな演奏。

だてに マンションの買える お値段のヴァイオリンを

お持ちなわけではない。素晴らしい!!

 

そして、ブロッホという方の『ニーグン』

難曲ながら、女性おふたりの うねるグルーヴを味わう。

 

そして、鈴木舞さんのアルバムのボーナストラックとして

山田さんと共演した1曲を中休憩前に披露。

信長貴富の『きらめく五月よ、そよぐ大樹よ』という

おふたりに向けての このためのオリジナルだそう。

 

中休憩後は、そのボーナストラックの もう1曲を。

山中千佳子の『Kotonoha』

www.kingrecords.co.jp

 

そして、ここでバランスを考えて

萩原麻未さんのためのソロ曲を急遽追加ということで

取り寄せ 間もない

アザラシヴィリの『無言歌』

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA-Song-without-Words-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE/dp/4111693032

ここでの うねりのようなシンプルなのだけれど、大きな演奏に感激!

凄かった!

この流れの勢いのまま、萩原さんと山田さんの連弾で

ドビュッシーの『小舟にて』

そして弾き手の左右の座り位置をスイッチして

同じくドビュッシーの『バレエ』

この連弾の うねりも凄かった。圧巻!

そして、マエストロの「アンコールは しません」発言のあとの

フランクの『ヴァイオリンソナタ』という名のインタープレイ的デュオで〆。

もう たっぷり楽しませて頂きました。

お3人の これからの益々の ご活躍を願わずには いられません。

ホント素晴らしかった!!!

 

ちなみに鈴木舞さんはツイッター

https://twitter.com/MaiSuzuki_vn/with_replies

ハイレゾサイトの記事がありました。

www.e-onkyo.com

 

 

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では、よしなに,,,

 

 

特別な うたの おねえさん

最近、ラジオで 伊集院光さんが、思い出す うたの お姉さんとして

この方を挙げられていました。

www.youtube.com

 

酒井ゆきえさんです。世代としては『ゆきえ おねえさん』と お呼びする方が

おさまりがいいのですが。

 

実は、個人的に やけに 最近思い出して、やたらと 口ずさんでいたのが,,,

www.youtube.com

 

いったん検索をはじめると、熱心で丁寧なyoutubeアップローダーの方が

まめに いろいろ あげてくださっていて,,,

www.youtube.com

www.youtube.com

 

あらためて、観てみると とても丁寧に作られているし、

テレビ創生期のバラエティーショウの匂いもあって。

訳詞の世界も、海外へのあこがれを含んだ

わかりやすく夢のあるものになっていて,,,

www.youtube.com

 

www.youtube.com

いまなら、ぎりぎり『酒井ゆきえ芸能生活ウン十年記念ソロアルバム』も

可能なのではないかと思うのですが、配信サービスおよび市販の状況ともども

大変 お寒い現状です,,,

 

かくなるは、TBSラジオ伊集院光とらじおと』への

ゆきえ おねえさんの登場を 心静かに待つことにして,,,

 

 

最後に。それでは、みんな!

おもちゃへ 行こーーっ!

www.youtube.com

 

では、よしなに,,,

 

 

通りすがりの 出会いがしら

世に、うたを歌える人は、ごまんといる。世に、うまい歌を歌える人も、これまた ごまんといる。しかし、世に つたわる歌を歌える人となると グッと限られてしまう。もちろん、聴き手の問題もあるので、同じ歌を聴いたからと言って、どんな人でも感動するわけでもない。

通りすがりに耳を通して、気持ちが引っ掛かることがある。

そんな出会い。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.torikellymusic.com

 

今度の新譜は、丁寧なマスタリングおよびカッティングのアナログでのアプローチもあったなら、また いい趣きではないだろうか。

あれば、欲しい。

おそらく、30cmのジャケ映えで、初見でも 思わずジャケ買いするだろう。

open.spotify.com

 

ハイレゾあります。

https://www.prostudiomasters.com/album/page/22938

 

 

では、よしなに,,,

井上陽水のハイレゾを追いかける

日本の有名ミュージシャンが海外著名のマスタリングエンジニアに発注依頼して、旧譜の復刻を手掛けるのは、ベスト盤の制作時やハイレゾなどのメディアが変わりゆくときに起こること。

かつては甲斐バンドやストリートスライダースら、近年なら宇多田ヒカルらの録音を含むミックスダウンのためのセッション、かたや旧譜復刻のプロジェクトとして吉田拓郎ユーミンらが、その恩恵により、よりグッとくる音源の提供をしてきた訳だけれど、ついに井上陽水もヤリ手のテッドジャンセンの手掛ける音源制作となったようです。

井上陽水 25作品ハイレゾ配信! - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

 

で。陽水さんのプロジェクトで思い出すのは、アルバム『9.5カラット』の『飾りじゃないのよ、涙は』のガラスの砕ける星勝さんのアレンジ。

9.5カラット (Remastered 2018) - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

 

発売時点でのキャリア総括的ベスト盤の『ゴールデンベスト』の音源のフレッシュさと的確な音源の均一ぶり(実に的確なノーマライズ!)

https://yosui.jp/discography/golden-best/

 

と、ここで突然ですが、リンク検索中に年末商戦のプロジェクト発見!

https://yosui.jp/information/12%e6%9c%8819%e6%97%a5%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%8cyosui-box-remastered%e3%80%8d%e4%ba%88%e7%b4%84%e5%8f%97%e4%bb%98%e4%b8%ad%ef%bc%81/

 

で。戻ります。

とまぁ、折々に いろいろ驚かされてきたところに、今回のマスタリングプロジェクト。

さて、どうなのかと。

というのも、国内のハイレゾ復刻には当初から好きな音源ほど、さんざんな目に あわされてきたので、期待 疑い 半々でありました。

で。今回の音源。全プロジェクトのコメント欄を見ると、『アップサンプリング』などという嫌な予感しかしない注意書きもあり,,,

これはまず、確かそうな『Analog Tape Master ミックスマスターをSTUDER A820で再生。dCS904で192kHz24bit にADコンバートし、MAGIX SequoiaでWAVファイル作成しました』などのコメントのあるアナログマスターが残ってる音源からだなぁと。

 

で、次の3曲を。

『飾りじゃないのよ 涙は (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1799/

『なぜか上海 (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1786/

『ジェラシー (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1788/

 

で。

たまげました!

なんという豊潤なマスタリング!

こりゃ、たまらん!

ということは、悲しみの『アップサンプリング』にも 一縷の希望があるかも,,,

ということで。

 

近年の陽水さんの楽曲としては一番好きな

『手引きのようなもの (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1801/

 

このベスト盤で知った、これも大好きな

『海へ来なさい (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1800/

 

アナログマスター由来に比べてしまうと

薄口になってしまった感は否めないけれど、

まぁ良好なマスタリング。

 

最後に、テッドジャンセンさんのコメントで〆。

 

今回、すべてのアルバムのマスタリングを世界的エンジニア、テッド・ジェンセンが担当。井上陽水による不変のメロディが最新ハイレゾ・リマスター音源としてよみがえります。

【テッド・ジェンセンからのコメント】
「今回は陽水さんのボーカルに最も注意を払いました。また、聴く人が彼が歌っている空間と空気感に没入し、歌の世界に包み込まれるように心がけました。この点は元の録音でも大変素晴らしかったのですが、ハイレゾの音源を使用し、最新のデジタル機器と技術でオリジナルの良さを保てたと思います。マスタリングにおけるゴールとは、アルバムの全ての曲で同じサウンドを保ちつつ、1曲1曲の個性を犠牲にしないように努めることです。陽水さんの曲には様々なスタイル、楽器アレンジ、ムードや情景があるため手強い挑戦でしたが、皆様に気に入って頂けるよう願っております。」

是非この機会に、井上陽水の珠玉の作品群をハイレゾでお楽しみください。

 

では、よしなに,,,