mossiaegatta's blog

面白いを旗印に、東へ西へ

井上陽水のハイレゾを追いかける

日本の有名ミュージシャンが海外著名のマスタリングエンジニアに発注依頼して、旧譜の復刻を手掛けるのは、ベスト盤の制作時やハイレゾなどのメディアが変わりゆくときに起こること。

かつては甲斐バンドやストリートスライダースら、近年なら宇多田ヒカルらの録音を含むミックスダウンのためのセッション、かたや旧譜復刻のプロジェクトとして吉田拓郎ユーミンらが、その恩恵により、よりグッとくる音源の提供をしてきた訳だけれど、ついに井上陽水もヤリ手のテッドジャンセンの手掛ける音源制作となったようです。

井上陽水 25作品ハイレゾ配信! - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

 

で。陽水さんのプロジェクトで思い出すのは、アルバム『9.5カラット』の『飾りじゃないのよ、涙は』のガラスの砕ける星勝さんのアレンジ。

9.5カラット (Remastered 2018) - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

 

発売時点でのキャリア総括的ベスト盤の『ゴールデンベスト』の音源のフレッシュさと的確な音源の均一ぶり(実に的確なノーマライズ!)

https://yosui.jp/discography/golden-best/

 

と、ここで突然ですが、リンク検索中に年末商戦のプロジェクト発見!

https://yosui.jp/information/12%e6%9c%8819%e6%97%a5%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%8cyosui-box-remastered%e3%80%8d%e4%ba%88%e7%b4%84%e5%8f%97%e4%bb%98%e4%b8%ad%ef%bc%81/

 

で。戻ります。

とまぁ、折々に いろいろ驚かされてきたところに、今回のマスタリングプロジェクト。

さて、どうなのかと。

というのも、国内のハイレゾ復刻には当初から好きな音源ほど、さんざんな目に あわされてきたので、期待 疑い 半々でありました。

で。今回の音源。全プロジェクトのコメント欄を見ると、『アップサンプリング』などという嫌な予感しかしない注意書きもあり,,,

これはまず、確かそうな『Analog Tape Master ミックスマスターをSTUDER A820で再生。dCS904で192kHz24bit にADコンバートし、MAGIX SequoiaでWAVファイル作成しました』などのコメントのあるアナログマスターが残ってる音源からだなぁと。

 

で、次の3曲を。

『飾りじゃないのよ 涙は (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1799/

『なぜか上海 (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1786/

『ジェラシー (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1788/

 

で。

たまげました!

なんという豊潤なマスタリング!

こりゃ、たまらん!

ということは、悲しみの『アップサンプリング』にも 一縷の希望があるかも,,,

ということで。

 

近年の陽水さんの楽曲としては一番好きな

『手引きのようなもの (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1801/

 

このベスト盤で知った、これも大好きな

『海へ来なさい (Remastered 2018)』

http://www.e-onkyo.com/music/album/upcx1800/

 

アナログマスター由来に比べてしまうと

薄口になってしまった感は否めないけれど、

まぁ良好なマスタリング。

 

最後に、テッドジャンセンさんのコメントで〆。

 

今回、すべてのアルバムのマスタリングを世界的エンジニア、テッド・ジェンセンが担当。井上陽水による不変のメロディが最新ハイレゾ・リマスター音源としてよみがえります。

【テッド・ジェンセンからのコメント】
「今回は陽水さんのボーカルに最も注意を払いました。また、聴く人が彼が歌っている空間と空気感に没入し、歌の世界に包み込まれるように心がけました。この点は元の録音でも大変素晴らしかったのですが、ハイレゾの音源を使用し、最新のデジタル機器と技術でオリジナルの良さを保てたと思います。マスタリングにおけるゴールとは、アルバムの全ての曲で同じサウンドを保ちつつ、1曲1曲の個性を犠牲にしないように努めることです。陽水さんの曲には様々なスタイル、楽器アレンジ、ムードや情景があるため手強い挑戦でしたが、皆様に気に入って頂けるよう願っております。」

是非この機会に、井上陽水の珠玉の作品群をハイレゾでお楽しみください。

 

では、よしなに,,,