mossiaegatta's blog

面白いを旗印に、東へ西へ。

気さくな世界的指揮者と、そして,,,

世界的指揮者の山田和樹さん仕切りのコンサートが、山形市山形テルサという音楽ホールであり、行ってきました。

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個人的に同じホールで体感した、山田さん指揮のバーミンガムのオケとの圧倒的な演奏が忘れられず、その山田さん仕切りの小編成は どうなるものかと興味津々でした。

 

さきにブルーのドレスの鈴木舞さん。

maiviolin.com

 

つづいてピアノの萩原麻未さん。

mami-hagiwara.net

 

そして、ほどなく 気さくと分かる 世界的指揮者の山田和樹さん。

www.japanarts.co.jp

 

まずは、クライスラーの『愛の喜び』

つづいて、同じくクライスラーの『愛の悲しみ』と『シンコペーション

 

驚き始めるのは ここからで。

エストロおもむろにプログラムの順を変えて

「じゃあ、パガニーニから先やろうか」

で。このパガニーニが、まず凄かった。

楽器も演奏者も俄然鳴り出したのだ!

テクニックに とどまらぬ、実に豊かな演奏。

だてに マンションの買える お値段のヴァイオリンを

お持ちなわけではない。素晴らしい!!

 

そして、ブロッホという方の『ニーグン』

難曲ながら、女性おふたりの うねるグルーヴを味わう。

 

そして、鈴木舞さんのアルバムのボーナストラックとして

山田さんと共演した1曲を中休憩前に披露。

信長貴富の『きらめく五月よ、そよぐ大樹よ』という

おふたりに向けての このためのオリジナルだそう。

 

中休憩後は、そのボーナストラックの もう1曲を。

山中千佳子の『Kotonoha』

www.kingrecords.co.jp

 

そして、ここでバランスを考えて

萩原麻未さんのためのソロ曲を急遽追加ということで

取り寄せ 間もない

アザラシヴィリの『無言歌』

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA-Song-without-Words-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE/dp/4111693032

ここでの うねりのようなシンプルなのだけれど、大きな演奏に感激!

凄かった!

この流れの勢いのまま、萩原さんと山田さんの連弾で

ドビュッシーの『小舟にて』

そして弾き手の左右の座り位置をスイッチして

同じくドビュッシーの『バレエ』

この連弾の うねりも凄かった。圧巻!

そして、マエストロの「アンコールは しません」発言のあとの

フランクの『ヴァイオリンソナタ』という名のインタープレイ的デュオで〆。

もう たっぷり楽しませて頂きました。

お3人の これからの益々の ご活躍を願わずには いられません。

ホント素晴らしかった!!!

 

ちなみに鈴木舞さんはツイッター

https://twitter.com/MaiSuzuki_vn/with_replies

ハイレゾサイトの記事がありました。

www.e-onkyo.com

 

 

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では、よしなに,,,